第16回北九州演劇祭プレイベント・劇団青春座208回公演
柏田道夫・作 井生定巳・演出 佐藤鈴子・制作
“うちは幾松どす、小五様、楽しおしたな”
安政2年、寒風が吹く京都・鴨川のほとりで14才の松(後の幾松)が祇園の芸妓を目指す。数年後、祇園一の芸妓となった幾松は、長州藩士桂小五郎と運命的な出会いをする。
小五郎は池田屋襲撃事件など新撰組との壮絶な戦いや、禁門の変で敗北を喫し朝敵となり窮地に立つが、幾松は持ち前の気風の良さと機転を利かし、小五郎の支えとなっていく。そして高杉晋作の長府・功山寺挙兵で一気に形勢を逆転した長州藩は、薩摩藩と維新の大業を成し遂げる。
明治の元勲となった小五郎(木戸孝允)は新政府の確立に多忙を極め、正妻となった幾松(木戸松子)は寂しさを感じながら、木戸の死後尼となって、明治19年病死する。享年44才だった。
◆日時
・2008年11月29日(土)
開場18:00 開演18:30
・2008年11月30日(日)
開場13:00 開演13:30
◆会場
北九州芸術劇場 中劇場
(リバーウォーク北九州6F)
◆入場料
一般 前売り3,000円
当日3,500円
学生(大学生以下)2,000円
当日2,500円
※全自由席
親子室 要予約 無料・3組