青春座ホームページをご覧の皆様、あけましておめでとうございます!…と言ってももう節分過ぎちゃいましたが…(*^o^*)
昨年中も励ましやら感想やら…本当に有難うございました!(o^∀^o) 創立65周年を迎えました2010年も、何卒青春座を、そしてこのホームページを、応援下さいますよう、よろしくお願い申し上げます。m(_ _)m
さて、現在青春座は、4月の公演の稽古が始まったばかり。立稽古に入りましたがまだまだ台本は手放せません!
そんな稽古場の様子は、仲良しヘルパー3人組にお任せするとして…(間もなく新コーナーが始まりますのでお楽しみに!)今日は青春座出前公演潜入レポートをお届けしたいと思います!
(・◇・)?…出前公演って?…という方にご説明致します。
昨年夏の小劇場公演…皆様もきっとご覧いただいたと思いますが…我が青春座の男優4人が各々の個性を発揮して競いあった、あの朗読劇『無宿人別帳 左の腕』
この作品を、メンバーのひとりでありました荒木喜三太と座長が二人して、ご依頼をいただきました市内各地の市民センターに出向き、無料でご披露させていただいているのであります。
夏公演の後、秋から昨年末迄の間に13ヶ所、今年に入ってからもすでに2ヶ所の会場に行かせていただきました。お客様は20名弱の時もあれば、多い時は80名以上!
一部新聞等でも取り上げられていましたので、記事を読まれた方もいらっしゃるのでは?
大抵平日の昼間なので、なかなか観に行けなかったミサミサですが、昨年最後の出前の12月12日!ようやく潜入する事ができました!!(≧∇≦)
この日の会場は、門司区の松ヶ江南市民センター。体育館や図書館も備えている新しいきれいな建物です。ミサミサもたまに図書館を使わせていただいております。
2階の会場に行ってみますと…ロビーにくつろいだ顔の座長と喜三太さんを発見(^O^)
この日は『人権セミナー』という事で、なんと喜三太さんは『講師』!?
セミナールームには既に40名近い入場者が集まっておられました。
会館の方の簡単な紹介の後、挨拶に立った座長は、予備知識として江戸時代の時刻について説明しました。丑三つ時…とかって呼ぶアレです。
そして早速講師?がステージに登場!
ステージと言っても市民センターの1室ですから段差1段位のごく簡単な設え。もちろん緞帳も照明もありません。
座長がMDでオープニングの音楽を流す中、喜三太さんは明るいままのステージ中央に置かれた椅子にスタンバイ。
音楽から降りしきる雨音に変わり、朗読劇が始まりまります。
不思議な雰囲気でした。役者とお客様の間の距離は2メートルもありません。小劇場公演でこの近距離は何度か経験していますが、大抵客席は真っ暗で見えません。
妙な緊張感が、役者だけでなくお客様からも伝わってきます。
約45分の短編小説、役者はひとりで5人の人物を演じ分けます。
お客様の大半が、目を閉じて聞き入っています。眠っている人、身動きをする人、席を立つ人、咳をする人すらいません。素敵な一体感!
役者にもこの空気はビリビリと伝わっているはず…さぞかし気分いいだろうな~…と、私も聞き入ってしまいました。
実は前日に別の会場で見た劇団関係者から、喜三太さんがバージョンアップした!と聞いてはいたのですが、同じ劇団員の欲目抜きで、ミサミサもそう思いました。あきらかに、夏の公演の時とは一味も二味も違います。
まさに朗読劇!たったひとりの朗読なのに、1幕の芝居を見ているように情景が浮かんできます。
やはりこの素敵な一体感と緊張感の中での真剣勝負!恐い反面お客様から沢山の貴重なものを得ているのだろうと想像すると、同じ役者としてとっても羨ましいと思いました。あっぱれ!荒木喜三太!(≧∇≦)
お客様の感想を読ませていただきますと、
やはり『江戸時代の情景やそれぞれの人物が目に浮かぶようだった』『45分があっと言う間だった』といったありがたい言葉を沢山いただいていました。有難うございました。 喜三太さんお疲れ様でした!
終演後、ほっとしている座長に少しインタビューしてみました。
Q:出前公演を始めようと思ったきっかけは?
A:65周年を迎えるにあたり、青春座がこんなに長く続いたのは地域の人々の支えがあったからだという思いを痛感しています。
わざわざ足を運び、芝居に直に触れる場所『劇場』とは何なのか?…その事を地域のお客様に教わってきました。
その恩返しをしたいという思いと、『左の腕』という素晴らしい作品との出会い、そして役者の強いやる気もあり、今回この出前公演にチャレンジしてみました。
Q:第1回目の感想は?そしてその後回を重ねるごとに心境の変化は?
A:どこの会場でも青春座をご存知の方々がおられる…例えば昔参加した事があるとか、ご覧いただいた事があるとか。そして普段会場にお越しいただくのが難しい遠方の方々にも、青春座なら知っている…と快く受け入れていただいている事で、64年間で積み上げてきた成果を再確認させていただきました。そんなお客様との関係が、今回の出前公演を成功に導いてくれたと思います。
役者もお客様も緊張している空間の中、観客の反応を見逃さず、聴かせどころやテンポを敏感に感じとり、次に向けての演技指導をしています。
Q:ズバリ!出前公演のここが面白い!
A:セットも照明も衣裳も何もない空間を、江戸時代に変えていく感覚。江戸情緒や時代の雰囲気を『感じてもらう』。そして聴き手と読み手のイメージがどのくらい重なるか。お客様の反応を肌で感じています。
Q:今後も続けていく予定ですか?
A:作品を変えて考えたい。2年に1度位のペースで、新作を持って回れたら…と考えています。朗読劇は作品選びが難しい。今回の『左の腕』はセリフが多く、対立軸がはっきりしており、ドラマ性が高く演出しやすいという理由で選びました。またこのような良い作品に出会えればいいのですが。 (*^o^*)有難うございました!次回は是非とも我ら女優陣にもチャンスを与えて下さいませ!
今回の出前公演はあと3回で終わりの予定。喜三太さん、思う存分演じて下さいませ!地域の方々に感謝を込めて…。
V(^-^)V そして…もう一度位聴きたいな~と大満足のミサミサは、バージョンアップした喜三太さんに密かに『キサンタマンX』などと命名しつつ、会場を後にしたのでした。♪~θ(^0^ )
こんにちは。
早速始まりました、はるか・かなた・いくえの、ホームヘルパー三人組がお送りいたします、青春座春の公演『「サヨナラ」の前に』を楽しんでいただくための、介護にまつわる予備知識講座です。
今回の青春座さんの公演は、介護にまつわるお話になりますので、ヘルパーの私たちが交代で宣伝を兼ねた情報ページを担当させていただきます。
ではでは、早速、トップバッター山田はるかの、介護に関する予備知識講座をお送り致します。
さて、第一回の今回は、私たち「ホームヘルパー」の資格についてです。
「ホームヘルパー」の資格は、介護に関する資格の中では、講座を受講することで比較的簡単に取得できる資格になります。
簡単に取得できる分、実際の勤務に入ると、机の上での勉強と違ったことが多くて、なかなかお仕事を続けてくれる人が少ないのも現状です。
この資格には、1~3級までがあり、多くの講座は2級の取得がメインとなっています。
ホームヘルパーのほかに、私が現在目指している、社会福祉士やケアマネージャーの資格があります。この二つの資格は、国家資格なんですよ。
次の試験で社会福祉士の資格が取れると良いな~。
で、目指すはケアマネージャーです。
でも、ケアマネの資格をとっても、仕事と報酬が見合わなくて、先輩はケアマネの仕事はしたくないって言ってました。
介護のお仕事は、労働と報酬が見合わないことも多いです。
でも、本当に、必要なお仕事なんですよ。
多くの方が、必要性を理解してくれて、介護の手が足りる社会になると良いですね。
さて、そろそろ、次のいくえさんにバトンタッチの時間ですね。
次回は三人組の中で一番経験豊富ないくえさんのお話です。
少しでも、この予備知識講座がお役に立つことを願いながら、リレーを開始したいと思います。
ではでは、またHPを覗きに来て下さいね?
最後まで読んでくださって、ありがとうございます。
三人組トップバッター、山田はるかでした。
今回の【「サヨナラ」の前に】の舞台では認知症、障害、老人ホームと専門的な勉強が必要なため、2月8日、医療、介護の研修会を開きました。講師は作業療法士で、北九州市議会議員の中村良雄先生。
ホームヘルパーの役割や、介護保険サービスには、デイサービス、ショートステイ、特別養護老人ホームがあること、
また脊髄損傷で、下半身麻痺の患者の車椅子の乗り降りなど、実地に研修することが出来ました。役者はこの研修で、更に役の人物を膨らませ、本番に望みます。ご期待下さい。
皆さん、始めまして!二番手の佐藤いくえです。
はるかちゃんに続きまして、今回は私が介護のお話をするのですが、実は私、ヘルパーになって15年、今58歳で来年は還暦になるんですよ~。
ヘルパーになったキッカケはと言いますと、結婚してからずっと専業主婦だったんですが、二人の子供も成長し時間を持て余すようになり、何か仕事がしたいなと思っている時、近くの公民館で「ヘルパー3級」を受験する講習会があったんです。
受講してみて、「ヘルパーの仕事は、これから高齢化時代になるからピッタリの仕事だ」と思ったので、勉強して受験したんです。そうしたら3級の資格が取れて、もう嬉しくって嬉しくって、張り切ってお仕事を始めました。
それから2級、1級と資格を取り、今ではこの仕事に生き甲斐を感じています。でも永く続けていますと、今の制度に矛盾を感じる事もあるんです。
はるかちゃんが早くケアマネの資格を取って、体質改善してくれる事を願って、次のかなたさんへバトンタッチします。
今回は自己紹介になってしまいましたが、次の私の番では今迄経験した、様々な事や知識をお話ししますね!
佐藤いくえでした。
皆さん こんにちは~
今週は、私ホームヘルパーの鈴木かなたが担当します。よろしくお願いします。
人間は、生まれて皆が平等に年を取って行きますね!年は盗って欲しいのですが、こればっかりは仕方ないですね。子供の時は、親から保護され、学校に通い、やっと親から解放されたかと思うと、社会人としての責任が背中に乗っかって、結婚して子供が出来て、今度は、自分が親になり、子供を育てて、その子供がやっと一人前になり、これでゆっくり出来ると思ったら、体が若い時とは違う事にハッとする。
私はまだ途中ですが、やがてそう思うようになると思います。
こんな事を言えば、老人になるのは、真っ暗なイメージになってしまいますが、そうじゃないんですよ。私の働いている特別養護老人ホームの方達は、元気モリモリ!体は、長年使ってきたので少し不具合が出てきていますが、精神は“あの時のまま”そう、心はいつの時代も青春なんですよ!
私はホームの方達と接してそう思います。
と言ったところで、次回はそのホームに入居している方達の紹介とインタビューをしていきたいと思います。お楽しみに!
あっそろそろ時間です。では行ってきま~す!!
みなさん、こんにちはー。
早くも2巡目、山田はるかの担当回がやってきました!
今回は三人で担当すると言う、新しい取り組みを行っています。
話し口調もばらばら、話の中身もばらばらで、みなさん戸惑われているかと思いますが、ぜひぜひ最後までお付き合いください!
さてさて、春の公演のお稽古も中盤を迎え、いくつか写真をゲットしました。
みなさんは、どの写真がお気に入りですか、私は、どれもお薦めです。
ちなみに、私たち三人が揃った写真がないのは、はるかが写真を担当しているからです。
まぁ、お稽古の風景なので、なくても良いのですが。
今回は介護がテーマとなっていますので、車椅子も登場です。
そういえば、みなさんは、車椅子の他に介護用品をご存じですか?
歩行機や介護用ベッドなんかがありますね。
介護用品は、介護保険を利用することにより、レンタルすることもできるらしいですよ。
そうそう、介護保険と言えば、三月から健康保険料があがりますね。
医療費の増大は、ある意味社会問題かも。
でも、必要な治療が平等に受けられないのは困りますね。
私たちのお給料があがるわけでも、病院が儲かるわけでもないのに、医療費があがると苦情が。
正直、つらいです。
でも、介護のお仕事はこれからますます必要になります。
負けてはいられません!
不満や愚痴はあるけれど、前向きにがんばって行きたいと思います。
介護の仕事の価値は、お金じゃありません。介護を必要とされている方の、笑顔こそが一番の報酬です。
そう心に言い聞かせながら、明日も仕事に励みたいと思います!
ではでは、次回はいくえさんが担当です!
みなさん、またお会いしましょう!
皆さん、早いもので2巡目がやってきました。佐藤いくえです。今回は訪問介護の実情をいくつかお話しますね。
一人暮らしの高齢者のお宅にお邪魔すると、みなさん話し相手ができて嬉しいようで時間がきても何かと理由をつけて引き止めようとするんです。そばにいてあげたい気持はあるのですが、それが出来ないのが現状です。毎回後ろ髪を引かれる思いで次のお宅に向かっています。
また、私たちは規則で、食べ物や飲み物を訪問先の方から頂いてはいけないことになっています。でも一緒に食べましょうとお菓子やお茶をだしてくださる方がいます。規則だから食べられないとお断りした時の悲しそうな顔・・・ほんとに辛いです。あまり断り続けるのも申し訳ないので、そんな時は食べるフリをして後でそっと元の位置に返すこともあるんですよ。
そして一番大変なのが夜間巡回。一軒あたり30分程度ですので、寝たきりの方などは体位変換、オムツ替え、朝までの飲み物の準備等、あっという間に時間が過ぎてしまいます。人間夜になると不安が増すようで、「もう帰るの?」って顔をされると朝までそばにいてあげたいなって思います。
もう少し時間があれば身の回りのお世話だけでなく、心のケアもできるのにな。もっと待遇をよくしたら介護士が増えてひとりひとりに時間をかけて・・・
っと なんか愚痴っぽくなりそうなので今回はこれで終わりにします。次はかなたさんにバトンタッチです。
みなさ~ん、こんにちは。再び登場しましたホームヘルパーの鈴木かなたです。
今回は私が週2回働いてる特別養護老人ホームに入所されている方々のご紹介と、皆さんの「好きなもの」「嫌いなもの」をきいてみました。
このホームに20年と一番永く入所されている「よしえさん」です。
好きなもの・・・老いらくの恋
嫌いなもの・・・鏡に映った自分の顔
スモン病で手足が思うように動きませんがとても前向きです。
次は一番年長者の「恒子さん」です。
好きなもの・・・俳句を愛しています
嫌いなもの・・・お酒
昔はなかなかの才女だったそうです。
朝から晩まで食べることが頭からはなれない「吉原さん」です。
好きなもの・・・歌・酒
嫌いなもの・・・思い出さないこと
一番おもしろい「元治さん」。
好きなもの・・・若い女
嫌いなもの・・・冬の寒さ
すぐお尻をさわるのがたまにキズ!!
このホームで一番若いと思い込んでいる「綾さん」。
好きなもの・・・歌と踊り
嫌いなもの・・・大きな声(怒鳴られる)
綾さんは60年前からず~っと18歳です
次は若いときは“マドンナ的存在”だった「亮子さん」です。
好きなもの・・・草花を育てること
嫌いなもの・・・後ろ向きに生きること
最後は入所したばかりの「花村さん」です。
好きなもの・・・体を動かすこと
嫌いなもの・・・何もする事がないこと
花村さんはこのホームで大切なものをみつけました。
同じ質問でも皆がそれぞれ違います。「皆ちがって 皆 いい」
このホームの人達が、私は大好きです。
皆、にくめない人達ばかりです。
人生の先輩方に失礼ですが、時々かわいいなぁ~と思うんですよ!だからお世話が苦にならないんです。やはりそう思わせるのは役者が上なのでしょうか!?
では、今日もヘルパーの仕事にはげみま~す!
早いもので、あっと言う間に三巡目がやって来ました!
ホームヘルパー三人組の、山田はるかです。
今回が、はるかが個人で書く最後の回となりました。
三人で担当すると、ゆっくりあるなって思っていたのですが、余裕を持ち過ぎて毎回慌てて原稿を書きました。
懐かしい日々です。
さて、最後だけに、何か良い話はないかなっと思ったのですが、あまり良い話が思いつかなかったので、カレーの話をしたいと思います。
皆さん、カレーの隠し味に何を入れられますか?
はるかは、ソースやケチャップなんかを入れます。
聞いた話では、りんごやチョコレートを入れる家庭もあるとか。
まぁ、一番驚いたのは、インスタントコーヒーですけど。
でも、そうやって一工夫することで、家庭の味が出来上がるんですね。
家庭の味、母の味、やっぱり、幼い頃に食べていた味は、いつまで経っても忘れられないものですよね?
食育の重要性が問われる今、食事を大切にして行きたいです!
って、すっかり介護ではなく育児に話が移ってますね。すみません。
でも、食事って本当に大事だと思いませんか?
同じ釜の飯を喰った仲、って聞きますよね。
キャンプや旅行先で同じものを食べていると、自然に仲良くなりませんか?
はるかは、食事が楽しくないと人生の半分を損した気になります。
だって、一日3食。一週間で27食。
こう考えると、人生においての食事の重要性が見えてきませんか?
家族で囲む食卓は、本来暖かで幸せに満ちているものですよね。
っと、なんだか急に、一緒に食事してくれる人が欲しくなっちゃいました。
介護の職場は、どうしても女性が主流。出会いが少なく、結婚も遅れてしまいがちですが、一度きりの人生、仕事も結婚も悔いのないように欲張って頑張りたいと思います。
ではでは、公演直前の最終回でお会いしましょう♪
三十路を前に、結婚に目覚めた山田はるかでした。
皆さん、こんにちは!
あっという間に3巡目が来ました。佐藤いくえです。
今回は、ヘルパー3人組が時々聞いている、樋口了一さんの『手紙~親愛なる子供たちへ』という歌を少しだけ紹介しますね。
この歌は、ポルトガル語で書かれた一通のメールが大元になっていて、訳詞が角智織、作曲・歌が樋口了一なんです。
歌詞がとても優しく、聴けば聞くほど幼子の行動と年老いた自分の行動とを対比させていて、その姿が目に浮かんで来るんです。
私も、あと数年たてば高齢者の仲間に入るんですが、この歌の様に、子供達に今からお願いしておこうと思っています。
それ迄は、ヘルパーの仕事に生き甲斐をみつけていますので、皆様のお役に立つ様、介護を受けられてる方の身になって、誠心誠意お手伝いしようと思っています。
それでは、次回のかなたさんへバトンタッチします。
佐藤いくえでした。
皆さんその後お変わりないでしょうか?またまたやって来ましたヘルパーの鈴木かなたです。
前回に引き続き今週は、私が週に2日勤務している「特別養護老人ホーム藍の里」施設長の遠山浩子さん、理学療法士の友田卓也さん、そして私と同じヘルパーの山田はるかちゃんに聞いてみました。
まず最初は、理学療法士の友田君から
Q1:このホームには何年勤務していますか?
A:「このホームには5年勤務しています。」
Q2:あなたにとって、この仕事とは?
A:「リハビリで改善するのが喜びです。施設長の考え方(理念)にも共感できるので、このホームで骨をうめる覚悟でいます。」
うぁ~友田君は仕事も思想も優等生ですね。私も見習わなくちゃ!
続いては、私と同じ事務所に所属している山田はるかちゃんです。
Q1:このホームには何年勤務していますか?
A:「かなたさんの推薦で半年前からです。」
Q2:あなたにとって、この仕事とは?
A:「介護の仕事は、やはり必要な仕事だと思いますし、大切な仕事だと思います。ただ、環境は正直、良くないかなぁ…だから、働きやすい職場になることを待ってます。
う~ん、若いだけに本音が言える!!
では最後に、「藍の里」遠山浩子施設長にお話しを伺いました。
皆様こんにちは。「特別養護老人ホーム遠賀藍の里」施設長の遠山浩子です。
当ホームは、私の祖父にあたる遠山正浩が「老人ホーム藍の里」として、昭和45年にオープン致しました。そして8年前の平成14年に、特別養護老人ホームの認可を受け、これをスタート、認知症等の患者さんも受け入れるようになりました。
当初私は、家業とも言うべきこの仕事に就くつもりはありませんでした。が、地元の大学を卒業後、施設で手伝いをしながら、入居者の方々と接して行くうちに、当時施設長であった父、そしてまた祖父の理念を受け継ぎたいと思い立ち、職員の一人として就職を希望し、現在に至るわけです。
8年前、特養になったのをきっかけに、父に代わり私が施設の運営全般を任されることになりましたが、まだまだ勉強することは山ほどありますねぇ。
ただ、“人が人として その最期の時までを 楽しく豊かに生きるということ”の意味を考え、今わたしが出来ること、また、やらなくてはならないこと、その精進は怠ることなく、日々頑張っておる次第です。
…さすが施設長。
前回私は、このホームの入居者の皆さんが大好きだからと申しましたが、やはり施設長の理念に共感できるからこそやる気も出るし頑張ろうと思えるのです。
ちなみにわたくし鈴木かなたは、このホームに2年勤務しています。
この仕事はやはり深いものがあると思います。人生の最後に寄り添い、お手伝いをする。それによって少しでも快適に毎日を過すことができたのなら、そしてそれを喜んで頂けたのなら幸いに思います。
という事で、鈴木かなたの介護日誌はこれで終わりです。
次回はついに最終回。そして本番がやってきますので、どうぞご期待ください。
では、ヘルパーの仕事に行ってきま~す!
さて、今回が介護日誌の最終回となりました。
今回は最終回らしく、編集後記をイメージしまして、いくえさんとかなたさんのコメントを載せてみました♪
いくえさんは、佐藤いくえさんとして、かなたさんは、鈴木かなた役の井田すみえさんとしてのコメントです。
では、まずはいくえさんから。
佐藤いくえです。
最終回となりました。拙い文章を皆様に読んでいただいて感想をいただき、有難うございました。
これからもヘルパーを必要とされている家庭に、おじゃまし誠心誠意お役に立てる様頑張ります。
いずれ私も介護を受ける日が来ると思います。体が健康で動ける間は、この仕事を生き甲斐にしていくつもりです。
では青春座さんの公演で、お会いしましょう。
かなた役、井田すみえさんです。
介護日誌も今回が、最終回! いよいよ泣いても笑っても本番です。 そう!本番では、笑いあり、涙ありの舞台にしたいと思います。
私は、「鈴木かなた」を演じるにあたって、幸い 高齢の父がいるのと父の友人とも接しているので わりにスムーズに取り組む事ができました。
ただ 同じ言葉でも 時として状況や感情によって 受ける印象が変わるから、恐いですね。 これは、日常でもそうですね!
それとは逆で 言葉のないセリフも勉強です。立ったまま 見つめている それでも心境など 伝えなければいけません。
皆様の人生に密接なお話ですので、どうぞ おもいっきり笑って、おもいっきり泣いて下さい。 私達も心に残る何かをお伝えできるように一生懸命 頑張ります。
では本番で お会いしましょう。
さてさて、みなさま、介護日誌はいかがでしたか?
長いような短い期間ではありましたが、少しでもみなさまに情報発進ができていれば良いなっと思います。
最後になりましたが、ここまでお付き合いくださったみなさま、掲示板にコメントを下さった方々、ありがとうございました。
少しでも、興味をお持ち頂けましたら、劇場に足をお運び下さいませ。
当日、劇場でお会いできることを楽しみにしています。