第46回北九州芸術祭参加・劇団青春座206演
橋本和子・作 井生定巳・演出 佐藤鈴子・制作
男達を、美貌ゆえに死に追いやった小野小町が起訴された。
小野小町、秋田小町、玉造小町、卒塔婆小町、孫小町などが出廷し、天界の法廷は大混乱。
本当の小野小町は誰なのか?果たして誰が有罪か無罪か? 裁判員に任命された天界の有名人達が、小野小町を裁く!
9世紀中ごろ(平安前期)の歌人。生没年は不明。 出羽の国の郡司小野良真の子と言われている。采女であったというが、確かではない。
『古今集』に18首の歌があり、家集『小野小町集』もある。古今集の序文では、在原業平、僧正遍昭、文屋康秀、喜撰法師、大伴黒主と共に六歌仙の一人に数えられ、〈古(いにしえ)の衣通姫(そとおりひめ)の流れなり。あはれなるようにて、強からず。いはば、よき女の、なやめる所あるに似たり。強からぬは、女(をうな)の歌なればなるべし〉といわれ、海棠(かいどう)の雨を含んだ風情のように批評されているが、作品はしっとりとした趣はなく、むしろ、奔放で情熱的であり、弱いというところはない。
美人であったと言われ、全国28都府県に小町伝説が伝えられている。謡曲(七小町)、浄瑠璃、歌舞伎にも取り上げられている。
---小野小町4つの伝説---
① 小野小町美人伝説
② 小野小町落魂伝説
③ 小野小町百夜通い伝説
④ 小野小町雨乞い伝説
◆日時
・2008年4月22日(土)
開場18:00 開演18:30
・2008年4月23日(日)
開場13:00 開演13:30
◆会場
北九州芸術劇場 中劇場
(リバーウォーク北九州6F)
◆入場料
一般 前売り3,000円
当日3,500円
学生(大学生以下)2,000円
当日2,500円
※全自由席
親子室 要予約 無料・3組